実際にない住所が海外で騙られるほど有名になったのか、現実には存在しない「新大久保」の住所が書かれたお菓子が上海のファミマで売られていたというのがロケットニュース24にて報道されておりました。中国ではこのような菓子に限らず、いい加減な日本語がついた商品が多数あるのですが(日本風を装うと売れる)、記事では「プロデュース事業:ウマイコーポレーション」と書いてありそちらに電話した(当然架空なのでつながらない)と書いてあるが、写真を見るかぎりではその下の出品商:美味日本株式会社の住所・電話なのだと思う。「新大久保」というのは、元記事の通り駅名で、地名としては「新宿区大久保」「新宿区百人町」にあたり「新宿区新大久保」は存在しない。明らかに架空だし、地番表示も丁目がなく旧地番的な4桁+2桁表示。実際の製造は福建省、販売は広州。QSマーク(中国の食品安全マーク=国家質量監督検験検疫総局が、原材料、添加物等の検査に合格した商品に発行)がついてても架空の街の名前が書いてあるとなんとなく信用出来ないなあ。
現実にない「新大久保」の住所、謎の台湾菓子メーカー「美味日本株式会社」に見る、中国での「新大久保」の知名度
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