NNN24によればシンフォニープロジェクトだそうです。全裸での撮影にAV女優を紹介という一文はおかしいんだけどね。そういう仕事だから。「有害職業斡旋」というのであれば、朝にスバルビル前とか、午後遅くに東口すぐの喫茶店とかに行けば速攻で現金払ってるところが掴めるからいっくらでも逮捕できますよ…。実質的には黙認されてきたわけです。
大体本来はプロダクションというのは、A級女優以外は現場同行しないから、現場不同行の人を一緒に訴えるのはかなり難しいのですが(一度連れて行かれても最終的に、供述次第では指示者でないので立件できなかったりする)。
事件は7月だから、だいぶ経って供述立ててから神奈川県警で引っ張っていった感じですね。
これでわざわざ事件のあった横浜でなく県外(新宿)の斡旋者まで逮捕される理由はよくわかっていてもともとヤンキーや不良のメッカ的な地盤、いわゆるかつてのピンサロ文化の平塚やかつてのちょんの間文化の日の出町(昨年全滅)、川崎ソープなど性文化的な地盤、ラブホテルの多さがあるせいかもしれませんが、神奈川県というのは、有害業務や、児童福祉法などに昔からうるさいのです。淫行条例に関してもかなり。
15年くらい前でしょうか、「(当時淫行条例のない)もし東京都内の人物同士でも、少女とだったら絶対神奈川県のホテルには入るな」といわれていた時期もありました。川をこえれば、ホテル入り口のビデオからでも調査立件するぞ、ということですね。実際は女の子側からの立件がないと、相手側の逮捕は難しいのですが、別件補導時に供述を取るなどの手もあります。
実際、その頃になりますが、女子高生モデルブームというものがありました。当時児童ポルノ条例もなく、実際は水着モデルであったことから社会的には違法になっていなかった頃に、有害業務斡旋でモデル関係者を逮捕し、ブルセラブーム・女子高生ブームを終わらせたのも、実は神奈川県でした(これについては終わってしまったことで書く媒体がなかったので、ほとんど誰もが書いてないのですが私は知っています)。
今はローティーン・アイドルビデオというグレーゾーンの世界が、同じく服つきで成人のB級アイドルが露出する「着エロ」ビデオとメーカーが近いこともあって、一部作品はほぼ同じ露出度になりつつありますが、体裁上アイドルということもあってか、まだそちらの世界では逮捕例などはないようです。
神奈川県警察は厳しいのです。だからこれはもし東京都での場合であれば、現場関係者が全て逮捕され反省文を書いて数日拘留されるくらいで済む話で、あとから斡旋者まで連れてかれる可能性は低かったと思います。
神奈川の厳しさのエピソードとしては、神奈川県警というよりは某市ですが、今のアダルト雑誌にコンビニ規制の「2点止め」も、あのへんからの圧力ですからね(1点のときは別の場所による。昨年、神奈川は本当はビニル梱包を要求してきたが、リサイクルできない、内容も確認できないことで逆に過激化する可能性がある、コスト負担が激しすぎて実質的な追い出し的な弾圧であるということで出版業界団体からも却下され(しかしそこまで出す側の力は強くないので)、妥協で2点止めとなった経緯がある)。普通、一自治体側の理由でコンビニ関係が全て従うなんていうことはありえないので、やはり人口が多いことから、他の自治体と違い、いかにいろんな業界に力を持ってきているかがわかります。まだあきらめてなくて、3点止めにするなんていう噂もありますからね。
そういうことなので「アダルトに厳しい」神奈川県の業者さんへの供給で、神奈川県内で露出ものをやるのはかなりリスクがあるのですね。神奈川の警察はきっといろんな理由をつけては早く出してくれないと思いますが、僕も(この斡旋の人ではなく)撮影ビデオ会社の人とは遠い遠い知り合いで面識あるんで(女優の相談に乗ったりしている面で良い人だったりする)、個人的にはこの事件も早く解決されるといいなぁと思います。
しかし、それだけ規制をしても神奈川は今も性文化の先進地で、エロ関係ではカップル喫茶、スワップ系の店舗で超大型店が存在し、そういうののメッカになりつつありますが…。
アナザー・ラヴ(仮) | |
遠野 零二 コアマガジン 2006-09-20 |
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