※戸山公園自体は該当地ではありません。隣接地です。
みなさんは731部隊をご存知だろうか。古い人なら映画や本、歴史文献などで目にしていることも多いが、今の若い人だとあまりよく知らないかも。生物兵器などの開発をやっていたとも言われるなんとも日本の歴史の中では因果ある部隊なのだが、新宿の戸山エリア、といっても広いんだけど、主に箱根山の近くの特定エリアが731部隊関連の拠点になっていたといわれる。他にも昔は西戸山あたりまで軍関係の施設がたくさんあったという。今回、もしかして人骨が埋まっているんじゃないか、ということで発掘が行われることとなったんだけど、戸山公園隣接地の、国家公務員住宅や駐車場のあったエリアが今回の対象。
FNNの第二報(上のURL)によれば
1989年、工事担当者は「1つ、2つではなく、7~8個とかそういう数があったので、びっくりしたんですよ」と話した。
この地域では、20年以上前、国立感染症研究所の建設工事中に60体を超える人骨が発見された。
人骨は、頭部や大腿(だいたい)骨など部分的なものが多く、弾痕とみられるあとや骨を切開しようとしたあとも見られた。
1992年、人骨を鑑定した大学は、「人体を使って行った実験、そういうことは十分、考えられます」と話した。
人骨は誰であったのか。
現場近くには戦時中、中国で細菌兵器を開発していたとされる旧陸軍731部隊が研究拠点を置いていたことから関連が指摘されたが、2001年、厚生労働省は「731部隊との関連は明らかにできなかった」と結論づけた。
しかし、人骨問題を究明する会の川村一之さんは、「ここに人体標本が埋められているので、わたしたちはGHQ(連合国軍総司令部)に掘り返されたら困ると、そういう意味で監視の意味も込めて、ここに住んだという証言がありました」と話した。
この証言により、厚労省が今回、初めて発掘に乗り出した。
ということもあったようだ。 新証言については98年とするものと06年とするものがあり、報道によって年号が違うようなのでそのへんも詳しい文献を当たらないとはっきりとはしないのだが、FNNの取材によると公園のタイヤのある辺りも今回の発掘場所以外で証言のある場所のようだ。そういうのは推定とはいえ報道されてしまうと早く、現場所での発掘の結果がわかってそのへんにもとりかかってもらえたほうがいいなあと思う。また新宿区は、身元不明の死体などは新宿区への引渡しとなるようだが、歴史を隠蔽するのではなく、明確にする方向で動いていただきたい。
関連サイト 新宿戦争遺跡ガイドブック
http://www7.ocn.ne.jp/~hagw/guideobook.htm
戦跡ガイド 日中友好協会
http://www.jcfa-net.gr.jp/shinbun/2010/100905.html
新宿の戸山近くの市街地に残る戦跡の例
http://takuan21a.exblog.jp/14498916/
戸山人骨調査の概要
http://hagw.blogzine.jp/index/2011/02/post_0e9b.html
コメント
731については正しい評価がなされず、個人犯罪が一人歩きして日本軍がやったことになってる。
ちょうどいいから発掘しろ。
強請たかりをしてきた朝鮮人、中国人の嘘でたらめを暴くチャンスだろう。