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オールド・ボーイ

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この記事は19年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

 シネマスクエアとうきゅうはふかふかな椅子で、折りたたみではないのがちょっとびっくり。椅子下になにか転げ落ちてもわからないですね。椅子も高そうだし、飲食物持込禁止なのもうなずけます。ほぼ満席状態でした。
 いつもながら韓国映画は、俳優がセンスのある人であることが多いのですが、オールド・ボーイは大道具・セットにもセンスは溢れていて、いかがわしいところ(監禁マンション・監禁ビジネスのアジト等)は韓国の下町そのまま、美しいところ(高層ビルのペントハウス等)は海外映画のように作りこんでいて見ていて実に楽しい。PC房(ネットカフェ)なんかの適当な対応は本物の韓国そのまま。敵方の俳優がなんか見た目そういう人身近に居るなぁという感じですが、あえて触れないことにします。
 話は、15年間原因不明で監禁された男の復讐話。後半のどんでん返しを見ればネタバレ禁止になるのもよくわかります。謎解きもよくできているし、韓国映画らしく描写のきついところもあるけれど、世界公開に耐える内容でしょう。ストーリーといい描写といい弱い日本のメジャー映画社でこれをやったら非常にしょぼくなるのが目に見えています。来日した出演者だか監督だかは(どちらだか覚えていない、オフィシャルサイト参照)高倉健が好きだっていってたし、あーこのスタッフ陣で任侠映画とってほしいなぁと思うのであります。
 いわゆる韓国の影に電通ありなどと2chで言われていますが、この作品も電通他2社の配給。世界公開を背景に乗ってきたのだと思いますが、金が使えれば別にいいんじゃないかなぁと。むしろ製作時から乗っかってるかは不明で、単なる配給だけじゃないかなと思います。内容は、カメラワーク等も面白く、いままでの韓国映画と一線を画す映画になっているのは確かです。展開もスピーディ。画角と展開が変わっている理由は、日本の漫画、それも双葉社刊の作品が原作となっているのも大きい。だからといって、漫画っぽくもないところがよかった。まあ細かいところに疑問はやはり残るのだが、1回で見てすべてを理解しようというのが無理なのかもしれない。余力があれば、また見に行こうと思いました。
 このところアクション本誌が不発の双葉社にとってはふって沸いてきたような久々のでかい話。スーパームック、単行本など売ってましたがこんなときこそアクション本誌を売るべきかと思うんだけど……。神風神話の1つになるといいですね(双葉社は売れ行きが鈍ると必ずスーパーヒット、神風が吹くのです。クレヨンしんちゃんしかり、ルパン三世しかり、じゃりん子チエしかり)。
 映画館を出るとおかまバー・ひげガールの看板(下のフロアがひげガールなのだ)、外に出たらなんか男のチアみたいな変なのがたくさんいましたが横目に見て歌舞伎町を歩く。
オカマ言葉の黒人がナイストーミーチューと声をかけてくる、
カジノ「認可店」の看板をつけて歩くサンドイッチマン(いつから合法になったのか?)が前を歩く、
区役所通りのタクシーの隣でいきなりいきおい良く割れるリポDのビン(わずか5メートルくらい前)。
この町の基地外さ具合にどこか飲みに行きたい気持ちになりましたが、どうも脳内にBlogで書くつもりの文章が渦巻いてきたので、一旦おとなしく帰ってきました。 
 ああ、飲みにいきたいけど1人だし、2丁目くらいしかなじみな店はないんだよなぁ。

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