台湾式「男性専用エステティック」の老舗、陳エステティック。(もしかしたら今は男性専用ではないかもしれないが。要確認)
「男性専用」といってもエッチなお店ではなく、そういったサービスはない。確か台湾マッサージを持ってきたのは、このお店が日本で最初に近いと思う。韓国マッサージ店の多くがセクシーサービスをつけてしまったせいか、そういうイメージで見がちだが、「エッチなしで男性専用」というまじめなお店なのだ。
遠い昔、疲れて迷い込んだが、まっとうなマッサージ店だったのでびっくりした。でも、(場合によっては)女性は指名できるので、なんとなくアジアの歓楽街に来た気分にもなる。店内の内装の感じは、今の男女兼用マッサージ店だと烏來がイメージとして近いかなぁ。待合室と施術室があるという構造。
店主は女性で、自費出版したと思われる書籍を僕にくれたことがある。確か台湾から商才を持ってやってきて、さまざまな苦労話などがかかれていたのだが。記憶なのであいまいだが、男性専用にしたのも、疲れたサラリーマンに層を絞った結果だったと本に書いてあったのではないだろうか。この本、こないだつい、上のバナーにランダムで出る「ライブドアリサイクル」に売ってしまった(多分価格がつかないものの扱いになってゴミになってるのではないだろうか)、新宿の史料価値としては、結構入手難度が高いだけに、処分してしまったのがいまさらながら悔やまれる。
マッサージ自体はまっとうな台湾系で、いわゆる背中を踏んだり蒸しタオルをつかったりするようなやつである。ここの延長手段がまた水商売ノウハウを使ったものだと思うのだが、延長の時だけ密着して耳元で「延長しますか?」とささやくのである(最近はやめてるかもしれないが、流行っていた当時はそうだった)。これは上手いよね。
マッサージは延長しても、体に悪いものではないので、延長もそれはそれで明日のためにはいいだろう。
かつて増殖したお店も整理したようで、しばらく行っていないので、今もオーナーが同じ人で、同じ形態でやっているかはわからないのだが、男性の人1人もしくは数人で、いちいちホントの風俗みたいな所は疲れるので行きたくないと思っているならば、行く意味はあるかもしれない。
今確認できるお店は、新宿三丁目交差点から南方向に行き、新宿駅南口陸橋の下りきったところと交差するあたりの右角、増田屋や登亭、マンボーなどのある建物にある。
HPを確認していたら以前のものが無くなっていた。で、いろいろ検索していたたら、なんと職安通り近くの、あの変な絵がペイントされているマッサージ店のビルが陳女史のビルになっていたのだ!時間の流れとは。しっかり実業して、ビルまで(中古だが)購入していたというのにびっくりですよ。茶姿翔本店も、なんか怪しげに見えたので行ったことがなかったのですが、陳エステ系列だったら安心して入れます。そのうち行って紹介します。こちらはカップルや年配者も対象な様子。
●関連サイト
陳総合協会株式会社(陳エステティック1号店・2号店の紹介あり) ※リンク切れ
陳エステティック
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