→ソース(東京) (日経) (朝日) (読売)
※朝日のソース読んだり読まなかったりします。
かなり遅れてしまい申し訳ないですが、論告求刑が行われたようです。
二〇〇一年九月に四十四人が死亡した東京・新宿の歌舞伎町ビル火災で、業務上過失致死傷罪に問われたビル所有会社「久留米興産」の実質的オーナー瀬川重雄(66)、同社社長山田一夫(55)両被告ら六人の論告求刑公判が十日、東京地裁(波床昌則裁判長)で開かれた。
検察側は「火災事故史上まれに見る極めて重大な被害を出した。防火管理措置を怠ったため、不審火で済んだはずの火災が惨事にまで拡大した」として瀬川、山田両被告と、元テナント経営者ら五人に禁固四年を、テナントの元店長に同三年をそれぞれ求刑した。弁護側最終弁論が三十一日にあり、結審する予定。(東京ソースより部分引用・以下略)
31日に最終弁論の後結審予定。
読売によれば
瀬川被告の弁護側は「実質的経営者ではなく、出火は予想できなかった」などと無罪を主張。(読売ソース部分引用・前後略)
とのことで他の被告らも否認しているということですが、検察側は
「被告らは有効な防火管理を講じず、我が国の火災事故史上まれに見る惨事を招いた」(同)
と見ています。
朝日によれば
検察側は求刑にあたって、不特定多数の人が深夜まで出入りする雑居ビルでは「人為的な要因も含め、火災発生の可能性は十分予見できた」と指摘。ビルの所有者やテナントはエレベーターホールや防火戸の前に物を置いたままにするなど、「出火時の被害を拡大しかねない行為に及んだ結果、ぼやか不審火で済んだ火事を惨事に拡大させた」と訴えた。(朝日ソース部分引用・前後略)
実行犯は未だ捕まっていない。なお、遺族会のHPも実質的に消滅してるぽいです。
コメント