ホテルサンルート高田馬場

　きょうは「ホテルサンルート高田馬場」に泊まってます。ここは、以前は「大正セントラルホテル」といって、大正製薬さんの持ち物でしたが、オーナーチェンジということでしょう。サンルートは「サンルートチェーン」として有名で、ビジネスホテルとしては水準以上で、シティホテルとしては下限、といったあたりのクラスに位置するチェーン店です。
　この場所はJR、西武高田馬場から徒歩１分という超好立地に位置していながら、なぜか目立ちませんが、西武高田馬場の駅ビルでもあるビッグボックスのすぐ左手にあります。ビッグボックスの左の信号渡る→向かいの、三井住友銀行のビルの右側のほうに入り口→エスカレータ上るで到着です。
　開店記念のため、シングル基本料金9500～10500円が7800円になっています。前のホテルの単価を考えると、この設定はやや強気な気がします。強気なので、そのうちプランで安くなるんじゃないかとこちらでは勝手に踏んでいます。だってサンルートの新宿（現在休業）の、格安系のプランより高いじゃないですか。
　部屋はスタンダードシングル10.8～11.6平方メートルが78室、スーぺリアシングル12.2～12.7平方メートルが33室、同パソコン付が13.8～15.1平方メートル46室、スタンダードツインパソコン付が19.8平方メートル34室、スーペリアツインパソコン付が23.9平方メートル5室、トリプルパソコン付が46.5平方メートル１室、とシングルはやや狭いですが、アメリカ人デザイナーによる機能的な配置が心がけられています。（受注社：KAJIMA DESIGN）
　「機能的な配置」とはまず部屋を圧迫しない壁掛け液晶テレビ、（PC設置部屋の場合は、テレビ一体型PC）があり、冷蔵庫はTWINBARDのON/OFFを切り替えられるもので、冷蔵庫の音がうるさくて眠れない人でも「OFF」のまま寝れば安眠快適なものでかつBOXに収納されています。私が泊まったのはシングルですが、デスクが曲線をうまくつかった面白い形状をしていました。そして、デスクについている椅子もわりとハイバックでよりかかれそうな良いものが使われています。机上にはコンセントが２つ、LAN回線端子が１つあります。
　デスクライトと目覚ましの収納パターンが面白かったです。こちらはぜひ部屋で体験してみてください。
　なおベッドはセミダブルまたはダブルタイプのワイドサイズベッドになっています。お風呂は、ユニットで広くはありませんが、まずまずでした（ただし改装時に取り替えた関係か、かなり段差がある）。特にトイレのウォシュレットは座った段階で多少流れる設定になってるのは良くできてます。なお全室、パンツプレス（ズボンプレッサー）がついています。２Fにはレストランがあり、朝食セットプランなどの場合は朝食をとることもできます。
　３Fには会議室も３室（13.7、42.6、66.5平方メートル）あるので、ちょっとした会合にも使えるでしょう。
　私の泊まった部屋は多分10.8平方メートルの部屋で狭いんですが、おき方によっては結構入るんだなぁ、というのが感想です。馬場は、実は歌舞伎町（西武新宿駅）から西武新宿線で１駅２分です。つまり、歌舞伎町から５分もあればここでも寝られる訳で、また馬場に来ているJR・地下鉄東西線にもすぐ乗り換えられます。
「歌舞伎町→高田馬場（泊）→翌日山手線・東西線沿線の会社に出張」
「歌舞伎町→高田馬場（泊）→西武新宿・池袋沿線を散策（秩父・川越・西武ドーム等）」
「歌舞伎町→高田馬場（泊）→馬場・早稲田のラーメン屋巡り」
など、歌舞伎町と馬場をセットにして考えれば、面白い使い方はいろいろ考案できると思います。
　地下鉄東西線は、中野から中央線にも直結乗り入れしているので、翌日を中野・高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻・吉祥寺で過ごそうという人にも便利だったりするのですが（14～20分程度で着く）、案外知られていません。
　また、馬場は「学生向けの食事店」が多いのも特徴。駅前、さかえ通り等散策すると、ホテルの900円の冷凍夜食を食べなくても、500円そこそこでお腹は一杯です（うまいかどうかは別として）。
ということで、今の割引料金（9月30日まで）の間は、アクティブに動いて部屋の狭さはあんまり関係ない！＋高田馬場（学生街）も好き＋歌舞伎町で飲むけど歌舞伎町のホテルはなぁ…という人ならオススメします。部屋が広くないと嫌な人は他をあたってください。
　全面改装してすぐなので、きれい好きな人にも向いてるでしょう。
私はすっかり９時間寝てしまいました。
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