▲撮影=tx
→ソース(東京新聞)
※わりと早くソースが消えます
新宿を1周する100円循環バスの「WEバス」。外国人にも利用しやすいよう、バス内での次停留所表示も工夫されているものの、利用者が少ない。都庁、新宿駅西口、歌舞伎町、新宿3を循環する。
(ソース部分引用。前略) WEバスは新宿駅西口の小田急百貨店前を発着点に、駅の周囲約五キロを約三十五分間で走る。運行時間は午前十~午後八時で、料金はわずか百円。平日午後に乗車すると、天窓からの日差しが暖かい。だが、始発から新宿三丁目までほかの乗客はいなかった。運行する京王バス東(府中市)によると、利用者は昨年十二月末までの三カ月で約二万人。十二月の一カ月間では約五千人で、乗客が増加する兆しは見えない。区は一日九百~千人の利用を見込んでいたが、三カ月の平均では一日約二百二十人にとどまっている。 WEバスは、区がプロポーザル方式で運行事業者を募集し、四社の中から京王バス東が選ばれた。区は、天窓の設置などバス四台の改造や停留所周辺の整備など初期費用約六千万円を負担。だが、運行については赤字補てんなどは行わないとしている。(後略)
まず「歌舞伎町」ではバスのボリューム自体が小さく、停留所もわかりづらく目立たないのが難点。新宿西口は駅でてすぐ右くらいの立地で停留所はいいのだが、やはり意識している人は少ない。バスカラーが寒色なので意識下にいってしまうのではないか。また行き先表示がやや小さいかと。 もともと新宿に来た場合の数エリアの移動自体はデータがあるのだが、広域な移動というのは行われておらず、「顕在化していない需要」のところにバスを作っていることから、今後「地味にイベントで周知」をはかっても絶対に黒字化しないことだけは確実。ただ、バス自体は歩くのも面倒なエリア移動ができて便利ではある。抜本的なプロモーション計画を練るべきかと。あと希望としては家電量販店に行けるように、南口エリアに1停留所あるといいのに。
成功するコミュニティバス
著者:松本 幸正
販売元:学芸出版社
発売日:2009-11-25
▲安易な導入では続かないのです
コメント