在日外国人系の媒体が入手しやすい新宿地区。とはいっても関係食材店でのスタンドや料理店への押し紙、路上無料配布スタンドが主なので、
新宿駅よりは彼らの多い歌舞伎町、職安通り、大久保エリアまで行かないと手に入りづらい。
●韓国系
▲写真は韓国版で別の号です。
まずは『Cocofun』。ホットペッパーのキャラをもう少しかわいくしたようなキャラクターのマスコットの着ぐるみがソウルと新大久保に出没、配布している、A5判のクーポン系フリーペーパーだ。もちろんこちらは日本語。どっちかといえばこれは観光客本なので在日向けじゃないですね。ただ、ソウルと日本と両方で発行している。(どちらかといえば、似た本の「コちゃん」のほうがハングルも併記していることがあり、在日同胞向けを含んでいるか)。
中を読んで気になったのは
「Tokyo もう1つの韓国~」←新宿はともかく東京自体を韓国にしていいのかよ(苦笑)無意識なんだろうけど…確かに逆に韓国行った時、東京に似てるところはあると思ったけどさ(ソウル駅舎とか)。
TEJITOKYOの広告を見たら「江南料理」とかいてあったのにびっくりしましたよ。カンナム(韓国のIT系タウン)を意識していたとはローカル紙じゃないとわかんないですね。
●中国系
つづいては中国系媒体。『東方時報』は、池袋駅の階段にも広告のある虎のマークの海外用IPテレカを販売している会社が大塚から出している新聞。これらのほかにも何種類も類似の新聞は出ていて、食材業の知音社の関連会社が出している「知音報」なんかが有名だけど、いくつもある。もちろん中国語だが、あくまで最近のニュースの二次報道が多いため、写真の著作権がどの程度クリアされているかは不明。まあメインはローカル記事と広告なんでしょう。
10月の『東方時報』を見るといきなり1面にサブちゃん(北島三郎氏)が出ていた。北島氏といえばコマ劇場での定期公演で新宿にもかかわりが深く、また某業界の方々との付き合いゴホンゴホンで有名、と思ってたら「日中友好」について語っておりました。意外。
▲クリックで拡大。安倍氏訪中に
池田大作の影記事がトップ。右下
ににサブちゃん
・80年代、趙紫陽総裁の時代に始めて中国を訪れた。
・昔は少し遅れている印象を受けたが、今ものすごい勢いで発展している。
・難しい政治はよくわからないが、私達の国の近くにこんなに素敵な国がある。また行ってみたいし、日中両国が肩を組み合ってずっと仲良くなってほしい。
・初訪中の時中国プロ歌手とともに「与作」を歌い、「北島(ペイダオ!)」とファンに中国語で名前を呼ばれ詰め寄られ、たくさんの拍手を貰ったのでとても感激して今でもよく覚えている。
・日中関係は遠かった時代もあるが「私の歌を聴いて日本に行ってみたいと思って頂ければ」「『歌魂』で友好がつながればいいな」という気持ちで歌った。
・2003年には中国をイメージして作った「大河」を歌った。今後日中友好の歌を新しく作るべきかどうかは事務所とよく相談する。
・年に4ヶ月は舞台に立っており稽古を入れると1年の半分になるため、体力やスケジュールの関係で海外に行くのはなかなか難しい面もあるが、中国にもまたぜひ行きたいと考えている(文中要旨)
中国マーケットでも演歌は人気あるんでしょうね。だって韓国でも演歌ありましたもん。
▲クリックで拡大。奥さんの姿も見れる。
ちなみに中国ではなく都内ホテルだ。
あともっとライブドアが元気だったときはこのへんの媒体でライブドア証券の広告とかもよく見ましたね。歴史の浅い会社なのに、買収前の会社から含めて創立××周年!とか書いてて笑っちゃいましたけど。あの頃のライブドアは歌舞伎町が出発点だった関係もあるのかもしれませんが、中国マーケットに広告を打ったりしてました。
この媒体ではないもっとマイナーな中国の在日向け新聞で、新聞で求人その他の欄、いわゆるクラシファイドみたいなものがありますが、読んで気がつくことがあります。
・グレーゾーンの国際結婚斡旋、マッサージ嬢の求人が多い
・堕胎中絶の広告が遠慮なく載っている(メンタルの違いか)
・よく裏モノ系雑誌に載っているが名義貸し系が載っている
・いわゆるベッドハウス、2段ベッド1段で月35000円くらいで貸している(韓国系も同様。ガロス新聞などでも見る)。
・引越し業者が同胞向けだと激安。日本での一番安い軽貨物トラック並の値段(5千円前後?)。外人に仲介してもらって引っ越すと安いかも(紛失補償が一切ないので、監視が必要ですが…)。
・旅行業者はたいがい日本向けと両方やってる業者が多く、安いことは安いが、元々旅行チケットは日本でもずいぶん安いため大差はない。
よく紀伊国屋書店の洋書売り場とかで、「ひらがなTIMES」みたいな英語圏のクラシファイド系在日媒体を見ることがありますが、もっとアジア系の媒体はエキサイティングですね。
●デンジャラスアジア媒体3つ…(1)タイの死体雑誌
これもメンタルの違いなのですが、昔はタイの死体雑誌(=事件雑誌)もよく歌舞伎町のタイ料理店(昔のバンタイなど)で売られていましたが、最近は新宿では見なくなりましたね。タイでは事件の凄惨さを見て「こうなるから犯罪はするな」という感じの教育にもなっている上に娯楽誌も兼ねているといった事情があったようですが。まあ10年以上経てば事情も変わったのかもしれない。でもまあ「死体博物館」のある国ですからね。
●デンジャラスアジア媒体3つ…(2)中国のタブー新聞
今、大久保界隈でエキサイティングな媒体として有名なのは真偽は不明ですが中国で弾圧を受けている某●●●系とも言われる『大紀元』紙。新聞として配られてますが、中国共産党傘下で隠されている事件事故がたくさん載ってます。日本とは事件のスケールが違う。どこで何万人死んだ、何十万人流された、すごい疫病とか薬害とか。そんな話も平気で載ってるんだもの。ネットでも見れるので直リンクしませんが「大紀元」で検索してみるといいですよ。執筆時のサイトは「中国臓器狩り」の話題で盛り上がっています。まぁ大げさかと思ってもいましたが、事情を知るに中国はネット検閲が激しいので(たとえば中国googleで「自由民主党」って入れたとたん、半永久につながらなくなりますよ)。確かにそういうことを書く媒体も必要なのかもしれませんね。大久保エリアでは容易に手に入りますが、日本語版もあるので読みやすいです。
●デンジャラスアジア媒体3つ…(3)総連の新聞
もっともすごいと思うのは、職安通りまで出ない某韓国系食堂にかつてあった朝鮮総連の新聞。正月なんか、え!あの新宿で有名な会社も総連だったのかと思う名刺的な広告がいっぱい並んでいます。「あのお店も?」意外な会社の広告にちょっとショック受けますよ。まあ、北の国の国政のほうが悪いんで、国じゃなくてあちらに残っている親類にだけ送金している在日朝鮮の同胞の方々に罪はないですし、むしろ模範的な企業(某大手焼肉店など)もありますから僕は偏見ないですけど。広告に堂々といわゆる企業舎弟方面の方々もまじっていたりとかのグレーな部分もありますけどね。総連のサイトは綺麗なんでそういうことはあまりわかりませんけどね、新聞だと広告で非常にディープ感、力関係を感じるのです。
●番外…ミャンマー系媒体
1色刷りですが、高田馬場の食材店などで地道に売られているらしいです。見たことないですが。
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