世の中原価で動いていて、「儲けのカラクリ」という本は去年すごく売れてコンビニでまで売っていたりします。
インターネットの場合、人件費が低ければ原価は下がるわけですし、もともと予算という設定が無ければ原価という概念自体もほとんどゼロな世界なのでうらやましいのですが、うちらが作ってるような弱小メディア(本とか雑誌)は毎号毎号大幅に原価が変動します。小豆相場みたいな水商売ですからしょうがないのですが、せめてもう少し安定してほしいものです。
メディアの人たちが機嫌が悪いのはそのせいじゃないかと思います。あらゆるメディアで数字の取れるものは減っているのではないでしょうか。自分でたきつけてまで売ろうとする文芸春秋くらいの姑息さがないといけないのかもしれません(文春は小説の関係で原資が豊富だからできるんでしょうけど)。
疲れたので、落ちの無いままこのへんで。
原価原価。
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