ゲンダイネット本体だと携帯用にカットされているのでLivedoorの全文配信より。ベストウェスタンを持ち上げてはいるものの、さすがオヤジ媒体だけあって「訳ありカップル捜し」「(かつての)新宿プリンスホテル化を危惧」「近隣ラブホの出入り覗き」と下世話にコンテンツをまとめている。
(前略)わざわざ歌舞伎町を選んだ理由があるのか?
「再開発が進む新宿は、都心部の中でも注目されているエリアです。老舗デパートも充実していて、ショッピングにも便利。ビジネスの利用はもちろん、女性同士のお客さまなど幅広くご利用いただければと思っています。“訳アリ”カップルの宿泊客ですか? 今のところ、そういった方々はお見受けしませんが……」(ホテル担当者)
まあそう言うだろうという優等生コメントに、怪しく切り返す。
もっとも利用客の“思惑”は違うみたいだ。
「有名な外資系ホテルで、雰囲気もおしゃれ。女のコの食いつきもいい。誘ったらノリノリでした。ロビーに“死角”が多くて人目につきにくい。不倫カップルにはぴったりでしょう」(38歳・自営業)
自営業ってフリーライターじゃないのかしら。開店して半月レベルでそういう取材対象にそうあたるもんでもないような。
●日刊ゲンダイ本紙記者が「潜入」夜11時のベストウェスタン
日刊ゲンダイ本紙女性記者は、とある平日の23時すぎ、フロント前で“怪しげ”なカップル2組を見かけた(別表参照)。深夜1時には客室階行きのエレベーター内で、伏し目がちなカップルと相乗り。3時にはスーツ姿の中高年の朝帰りを目撃。
施設内のカフェレストランでは、キャバ嬢と支配人らしき男性2人のミーティングに遭遇した。20代後半とおぼしき浜崎あゆみ似のキャバ嬢は、「○○さんに連れてきてって、おねだりしよ~♪」なんて、ノー天気に話していた。
まー歌舞伎町の客層としては普通なような。そうか、比較的高い値段に設定してるのは、あんまり素性の悪い客がこないように、というのもあるのかな。
●競争激化で30軒が廃業(歌舞伎町事情に詳しい田代篤氏)
いま歌舞伎町のラブホテルは、シティーホテル化を図っている。バリの隠れ家リゾートをイメージした「ホテルバリアン新宿店」も、アジアン調の内装で成功した。回転ベッドなどの仕掛けがあるコテコテのラブホは敬遠されがちです。
それでなくても「浄化作戦」でフーゾク店がつぶされ、歌舞伎町の夜遊び人口は減少。ラブホの競争も激化するばかりで、この数年で新宿区では30軒近くが廃業しています。
ベストウェスタンが建ったことでシティーホテル化はますます進むでしょう。
歌舞伎町では風俗嬢とかキャバ嬢、ホストがアフターで使うケースが目立ちますが、相手は小金持ちのお客さんです。ベストウェスタンはスタンダードツインで2万円台だから、払えない額じゃない。
かつて「新宿プリンスホテル」がそうだったように、ベストウェスタンも“訳アリ”の利用客が増えても不思議じゃないでしょう。
(ジャーナリスト)(以上、上記ゲンダイのソース記事より部分引用)
ラブホと歌舞伎町などの情報を冷静に分析しているこの部分は評価できる。確かに築40年級のホテルがいくつか姿を消しているし、その跡地が温泉予定地となっているところもあるし(その後の進展を聞きませんが)、最近はヤクザマンションの脇あたりのラブホも(そんなに古いとは思わなかったが)更地になっている。
一方、パセラグループのバリアンはまずまず流行ってますね。昔入ろうとして入れなかったです。元専門学校校舎なのに、あれだけ流行らせちゃうのはすごい。
しかし、この記事。最後がラブホ出入りウォッチング。話題が転換しすぎだし、風俗面じゃないんだろうし、これはテレビじゃないんだから、もう少しこんなてんこもりじゃない構成はできなかったのか。ライブドアのコメントにも
ゲンダイは目線が気持ち悪い。(ley239)
客層チェックなんかするなよ。 気持ち悪い ストーカーに近いものがある。(hige_oyaji_2007)
目のつけどころとしては悪くないが、わざわざはりこんでリサーチする必要もないのでは?(gorillappa1989)
と、多くは否定的。
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