→ソース(建設通信新聞)
すぐ消えちゃうんで転載します。
◆本庁舎のあり方検討/築40年以上,機能も分散化/新宿区
東京都新宿区が2008年度から、本庁舎のあり方について検討に着手することが分かった。現庁舎は築後40年以上が経過しているほか、「庁舎機能が分散しているという課題に対応するため」(中山弘子新宿区長)、検討することにした。ただ、区は08年度から第二分庁舎分館の建設に着手するため、長期的な検討になりそうだ。
本庁舎(歌舞伎町1-4-1)の現在の規模は、SRC造地下2階地上8階建て延べ2万2389m2。早稲田大学理工学研究所の設計、野村工事(現小田急建設)の施工で、1966年に完成した。
区では、組織改正や会議空間の確保のため、当面は第二分庁舎(新宿5-18-21)に延べ約1700m2の分館を建設して対応するが、あわせて分散化する機能の解決策も検討する。08年度予算案に、分館の建設費用として5億1620万円を計上している。
分室作りまくるとね、あれだ、組織としての統制がだんだん取れなくなってくるんだよね。よーくわかります。
本当はその作っちゃう施設を転用させてどっか大きいビルに引っ越しちゃうのが一番いいんだけどね。民間じゃないからそうもいかない。
あの区役所の力って大きいから、あそこから移転したら「区役所通りが区役所通りじゃなくなって」元フジテレビ通りみたいな微妙なポジションになってしまうのと、やはりいろいろある場所の現実を見ていただいたほうが良い区政ができると思うので(というかあそこが民間になると街が荒れる)、できれば歌舞伎町付近にとどまってほしいですね。
しかし、分庁舎は建てるけど、その一方で本庁舎は見直して解決の道を探るって、無計画にもほどがある。入らなくなっちゃってるんだろうとは思いますが、そういう計画は普通先に段取るだろう。このへんが黒字な新宿区の超適当なところだと思う。
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