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え、まだ解体されてなかったの?新宿コマ劇場、2011年3月初旬から解体宣言

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この記事は13年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

Kabukicho, Shinjuku
Kabukicho, Shinjuku / shibuya246(Frickr)CC BY-ND 2.0

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110227/CK2011022702000021.html

二〇〇八年十二月に閉館した新宿コマ劇場(新宿区歌舞伎町)の取り壊しが、三月初旬から始まる。所有する東宝は跡地に新施設を造る計画だが、内容はまだ決まっていない。

解体には約一年かかる見込み。東宝は「解体後、間髪入れずに新築にかかりたい。そのため、今後数カ月内に新しい施設の内容を決めたい」としている。(略) コマ劇場を失った歌舞伎町は、活気がなくなってきている。(上記URLより部分引用)

テナントのいくつかと若干もめていた関係で遅れていたのはわかるのですが、近くにいる人の話ではもう既に部分着手していたと考えられていたために、まだだったというのは意外。でも、これによれば「今後数カ月以内に新しい施設の内容を決めたい」としているので、現状でいくつか出ている案のうちのどれかは採用されるのであろう。それにしても、東宝らしいおおらかさというか、数カ月前の段階で決まっていない(ということになっているだけなのかもしれないが)開発計画なんて今の世の中でそれなりの規模の企業ではあり得ないのだが。ある意味で歌舞伎町の命運を握っているキーであるのだが、なんだかな。

フジとコンテナが10億円出資して恵比寿につくる劇場みたいなのは本来であればこのへんにできてしかるべきものだったのではないかと。あちらは新宿や新大久保は「やや騒々しい路地」というイメージのようで、高級感がないと感じているようですが。

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