「実録ぼったくり商売」(シーズ情報出版)で有名な元ぼったくりチェーングループ総帥の影野臣直さんの新刊が出ました。「歌舞伎町ネゴシエーター」(河出書房新社)。ボッタクリビジネスはアウトローの中でも本格的なアウトロー、これほど一時代の歌舞伎町を象徴するとんでもない出来事はないのですが、なぜあんな世界が出来たのか、そんなところには興味を持つ人は多いのではないでしょうか。決して社会には受け入れられるものではないですが、なぜあの街ではかつて出来たのか(ぼったくり禁止条例が出来た今も細々とはありますが)。気にはなります。
この人サングラスが特徴的なんですが、なんでぼったくりに進んだかが良くわかる良書に仕上がっているようです。文学系の版元から出た事もあり、けっこういろんなお店で平積みになってます。
不思議なのが、もう引退してるからいいのかもしれませんが、歌舞伎町のお店に行くとこの人のサインがあったりするんだよね(苦笑)。ぼったくりの帝王にサインを貰う店ってどうなんだろう。
本だけ見ると怖そうですが、居酒屋で見たことがあるので意外と素顔は違うのかもしれない。とりあえずアマゾンで注文したので、一読したらまた取り上げます。興味を持った方は書店やネット書店のサイトでチェック。
歌舞伎町ネゴシエーター
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