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歌舞伎町「神座」の投資額は約8億弱

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この記事は19年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。


「アントレ」2004年10月号(リクルート)を見ていたら、神座(かむくら)の社長が出てました。元々関西中心のチェーン店ですが、グループ年商40億、初月売上高が8200万だそうで、新宿のあのビル1・2Fしか案内されませんが、実は地下1F・地上4F建て。社屋の機能もあるのでしょう。記事によれば、渋谷店も準備中とのこと。道頓堀に9席の店を出して最初の頃は売上げ12000円だったり、物件が開店不可になって1000万以上損したり、前身の店で4000万の設備が川の氾濫でダメになった話など苦労話は泣けますが、いまや他の新規開店店も8000万以上の初月売上げと飛ぶ鳥を落とす勢い。「ラーメン革命」のひとつの証として100億企業を目指すとのこと。また独立支援制度もあり、5年社員として習得をした後、300万で経営権取得可能にするというシステムを作っているという(東京では企業FCを想定)。
いやすごいね。社長はやや見た目コワモテと評されてましたが、そのくらい大きく店をぶち上げるくらいの不屈の闘志がないといけないんでしょうね。この手の社長さんは大概一度や二度大病を患っているのですが、この人もそうで、やはり一度死にそうなところまで行ってる人は強いんでしょうな。神座が開店したとき歌舞伎町らしからぬあまりの奇抜さに、怖いもの無しな店舗のように見えましたが、やはりこういう強い人のパワーがみなぎっている気がします。なんかラーメンからもパワーがもらえそうな気がするよ! 
 神座の野菜たっぷりなラーメン、どうしても味の傾向で人はやや選ぶものの、飲んだ後に欲しい味で、すっかり歌舞伎町でも定着していますからね。
 最近はほぼ24時間に近い営業形態になっているようですし、開店時ほどの特別な混みようではないので、わりと早く食べることもできます。一度経営的な視点で食べに行って見るのもいいと思います。
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