昔、水商売マンガのアンソロジーか何かで見た「歌舞伎町で闇裁判」…みたいなマンガがありましたが、闇ではないですけど現実になってしまいましたね。
賃金問題や交通事故での損害など、民事上の身近な紛争に対応する調停が、来年から東京・歌舞伎町でも、できるようになる。日本司法支援センター(法テラス)の協力で、東京簡裁の裁判官や調停委員が週1回、「法テラス新宿」=新宿区歌舞伎町2丁目=に足を運んで調停を行う。法テラスが裁判所に定期的に場所を提供するのは、全国でも例がないという。
調停は、紛争について実際の裁判は開かずに当事者同士が話し合い、解決する手続き。裁判所外での調停は、境界線をめぐる紛争での現地調停や、当事者が病気の場合に病院で行うケースなどがあるが、利用者の利便性を理由に出張するのは異例だ。
(中略)
東京簡裁は、歌舞伎町での出張調停は年間100件程度になるとみており、「調停手続きを円滑に進められるよう、弁護士会や法テラスと協力し準備を進めていく」と話している。(河原田慎一)(朝日ソース部分引用)
とはいっても簡裁の民事調停が墨田じゃ足りないので、もう1箇所の拠点があったほうがいい、、ということで決まったようで、別に歌舞伎町での話が100件あるとかいうことではない模様。だからこの河原田さんの記事の見出しの「歌舞伎町のもめ事、歌舞伎町で解決」はホントはミスリードですね。新聞の見出しは整理部の人が勝手につけてるんだとは思いますが、朝日もミスリードがそのまま出てしまうということは、チェック機能が働いていない模様。
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