もともとは文芸社といえば自費出版と商業出版の間、「協力出版」みたいな形態で、昔は実質的にはかなり著者に負担を負わせる形態の出版をしていた会社。一応出せば契約書店に並び、一般書店からも注文で買えるのが売りだったのですが、はじめはやはり販売範囲の狭さなどからか、若干クレームもあったのですが(当時、作家へのアドバイスをする下読みはアルバイトにもさせていた。求人広告を見たことあり)。途中から、いつのまにかベストセラーも出るようになり、大分販売体制も変わってきたのか、最近は商品によってはかなり普通に書店に並んでいますし、まともなイメージの出版社になっていますね。
新宿1丁目、新宿通りの、新宿御苑・大木土門入り口の交差点に立派なビルを購入しています。最近はテレビ朝日で「文芸社ドラマスペシャル」をやっているのは知っていましたが、社内に試写イベントができるほどのスペースまで出来てるとはびっくりですね。
コメント
いやいや、まだまだ悪名高き出版社ですよ。ネットでちょいと検索しても、悲惨な目にあっている人が続々です。書店にまともに並んでいるのは「心理探偵八雲」とか山田悠介ぐらいのものでしょう。下みたいなのも登場。
ttp://kenji-kitagami.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_4232.html
確かにまだエステなみに問題は大きく抱えてますが、著者側の出版ビジネスに対する勉強不足もあると思います。少なくとも他と相見積もりくらい取ればいいのに。
あわよくば書店におきたい、でもそれが難しいという心理を利用してるのはあるんでしょうね。
ネット世代の著者なら、amazonのe託サービス(ISBNつけて納品すれば年間数千円で置いてくれる)で自費出版とかでもいいような…