この理由は、著作権犯罪は親告罪というか、著作権を侵害された側からの訴えがないと動けないのですね。これが路上販売蔓延の原因でもあるのですが。
だから警察としては「路上販売に関して許可証がないから店をたたむか動け」ということは言えるのですが、「著作権違反だから逮捕」というのは、ACCS等(著作権団体)の事実認識・仲介があって、著作権を所持する会社が刑事告訴を起こして始めて逮捕できるという状況もあって、まだ訴えがないから(多分なんらかの行動には既にうつしてると思うんですけどね)最初にやらないんだと思いますよ。
まあ他にもいろいろ理由はあるでしょうけど(特定露店だけを集中して出来ない部分とか、露店に一定の秩序を保たせているナニな部分に関して介入しづらいところとか)。
なんといっても秋葉原は日曜日にもなると、商店組合前にも露店が出てますからね。
露店は継続して出ていないと実態が掴みづらいということもあり、コロコロ位置も変わりますから、ある程度警察も内偵しないと組織を摘発できないといったこともあります。
オークションサイト・インターネットなど比較的接続・登録で足跡を追いやすいコピーに関しては、ACCS、ソフ倫と団体がありますので、加盟各社からの訴えでわりと毎月のように捕まってます。
ファイル共有に関しても特に甚大な著作権被害があるアップロード者に関しては開示請求などがかかっているようです。
訴えられると推定被害額として巨額を請求されますので、止めましょう。
しかし海の向こうに行くと、専用プレイヤーをインストールするとどんな曲でも全曲試聴できるようなサイトがあったりするわけで(韓日翻訳を使うとかなり使えてしまいます。先方曰く著作権問題に関しては進展があった模様)、まだ著作権条約などに入ってる国ならば著作権団体とのそういった妥協点も探れる訳ですし、ある程度の国際逮捕もできるわけですが、2chのひろゆき氏も言ってましたがもし国交のない国で(日本の)著作権違反行為だとどうしょうもなかったりするので全て根絶するのは事実上難しいところです。北で事業展開したら外貨が稼げてしまうのではないかという説もありますが、あまり厳しく厳しくしていくと、歌舞伎町の条例改正による無法者の移動みたいに「実質的に許される他の地域に逃れる」ようになる予感もしますよ。
→参考記事1 参考記事2
新宿で捕まりアキバで捕まってないコピーソフト販売の理由
この記事は20年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。
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