携帯も使えない任侠男・準次の新たなシマは借金の形に押さえた
ミニFM局だった。
頼りない舎弟の太郎を連れて、困惑しながら
歌舞伎町のラジオ局「FM89.3MHz」に向かう準次。するとそこでは萌え系アイドル・ゆかタンが
一人でラジオをしていたのだった――ぴちょ「自分ヤクザなんで喋りとか上手くないけど
精一杯やりますんで聞いて下さい。」(公式サイトより部分引用・以下略)
ぴちょってなんなんだろ。誤変換?
これ一応公開作だけどVシネだとしても面白そうだね。設定におかしみがある。借金のカタにミニFM押さえてそれでシノぐって設定がある意味リアル(黒字の局は少ないし…)。実際は、放送法の縛りがあるから変なことはできないですけど。
ヤクザDJ、テレビじゃなくて一応見えないから聞いてるほうにはその凄味が(顔では)わからないのがちょっと面白すぎる。歌舞伎町の昔の仲間にスポンサーを頼むのもなんだか笑える。しかし、公開が渋谷なのが残念。小沢仁志が主演。仰木豊監督。配給・楽映舎。
リアルに歌舞伎町にミニFMをつくろうって話が去年持ち上がってた経緯と、あと某湾岸系のミニFM局がホスト系の番組を作っているので(しかも間に前立ってたのは知ってる人)、各所ともこうならないようにという反面教師としては勉強になったりして(苦笑)。
…なんでこんな娯楽作を…と思ったら、関連リンクにあったAMGの役員構成を見たら氷解しました(そのへんはみなさん勝手に読解してください)。なるほどね。しかし、まさか例の幡ヶ谷の被害者の方が出てた作品の所の販売メーカーと同じとこだとは。今は付き合いないですけど、組織変更までは僕も付き合いありました。
→予告編(WindowsMediaPlayer)
ナローバンド帯域、リアルプレイヤーの方はgoo映画で。
●公式サイト
fm893.jp
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