そのとき一緒になった研修生のなかに「喧嘩のプロ」を自称する男がいた。今でも東京の池袋あたりで「ゴロマキ商売」をやっているかどうかは知らないが、その男の自慢話にこんなのがある。
新宿歌舞伎町の「暴力バー」で友人と一緒にビールを飲んだ。3本ほど飲んでいい気分になって会計をしようとしたところ「5万円」だという。「高いから払えない」と言うと、奥から用心棒が出てきて脅しにかかった。そこで「喧嘩のプロ」を自称する男は、友人と一緒にこの用心棒を足腰が立たないくらいに叩きのめした。堪りかねた用心棒が、「いくらなら払ってくれますか?」と哀願したところ、「ビール1本330円だから990円だ」といってその金額を払い立ち去ったという。
このやくざ者の男も、しかし1回だけ喧嘩相手が怖くなって逃げ出したことがあるという。相手は中国拳法の使い手だったそうだ。形勢は自分に有利だったそうなのだが、何故逃げたかというと。
私は武道に詳しくないのだが、その男の言うには中国拳法には「必殺の構え」というのがあって、弓を引くように体をそらし相手の急所めがけて満身の力を拳に溜め込む技があるそうなのだ。自分に形勢有利と思っていたこのやくざ者も、相手が「必殺の構え」をとったので「ヤバイ」と思って逃げ出したという。(JANJANNEWS:文・内田良保ソース記事より部分引用)
なんか暴力バーやってた人も、拳法の使い手も思い当たる筋があるんですけど!!違う人だとは思いますが!!
それはともかく、「ビール1本10万円」なんて商売の人に990円しか払わない話は、多少の誇張がもしあったとしても臨場感満点ですね。その後の話の中国武術は至近距離じゃなくても後ろさえ空いていれば、すごい引いたところからイッキに来るのでホント怖いですよ。
昔の歌舞伎町にはもっと「暴」があって、バイオレンスタウンだったのですが、今の歌舞伎町はせいぜい暴力団の人も(表向きは)一般にクダまいたり、地道に商売とかやってたりするんで、だいぶ変わったなぁと思うのです。むしろ黒人客引きエリアと中国人マッサージ勧誘圧倒的エリアとかが出来てきて、そっちのほうが一般の人たちは怖いのでは。
ぼったくり条例以降歌舞伎町では殆どこういうのは無くなりましたが、地方ではまだぼったくりバーがあるような話は聞きます。ちなみに中国では「黒店」というそうです。
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