新大久保の列車事故から10年に思う

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写真はFrickerから。

率直なところで思うのは、同時に亡くなられた関根史郎さんのほうの報道はなんでないんだろう?

外交に政治利用された残念な事件ではありますが。
李さんが通っていた日本語学校理事長の新井時賛さんは、同じく救出しようとして亡くなった写真家の関根史郎さん(当時47歳)の自宅を訪れ驚いた。母親と2人暮らしだった関根さんの部屋に、マウンテンバイクが飾ってあったからだ。偶然の一致に、運命めいたものを感じたという。(上記毎日記事より引用)
これを見ると、マウンテンバイクが趣味だったことだけがわかります。それだけか!

大きく報道されないのは李さんのほうは追悼集会を行って、関根さんのほうは行わないということが一番大きい原因で、どちらかというとご家族サイドの理由かと思いますが。
李さんのお父さんは配慮ある発言をしているようです。
偲ぶ会では、全員で黙祷(もくとう)した後、父の盛大さんと母の辛潤賛(シン・ユン・チャン)さん(61)が李さんの遺影に献花。菅直人首相や、韓国の李明博大統領のメッセージも代読された。(中略)盛大さんは、李さんとともに救助のため線路に飛び込んで犠牲になったカメラマン関根史郎さん(当時47)についても触れ、「もう1人、勇気ある行動に出た関根さんの人間愛があったことも忘れないでください」と結んだ。(上記朝日記事より引用)
ここでこう触れられているだけだものなあ。

どうもマスコミ側もイベントがあったからそこから文章拾って記事に起こす程度の興味の微妙な薄さが、ここに引用していない他紙全データから見て取れる。

いくらそっとしておいてほしいということがあっても、関根さんサイドのことをもっと考える媒体があってもいいはずだが。ジャーナリズム全盛の時代ならこんなことはないだろう。
皆同じことを日韓合作映画「あなたを忘れない」の時に思ったようで、googleとかYahoo!で「関根史郎」さんを検索すると、「関根史郎さんを忘れない」のようなことばかり触れられている。

僕はどちらかというと日常的に新宿界隈にいて韓国人サイドには何も悪意がなくむしろ親韓だけれど、この事件については本人や周囲の思惑とは関係なく日韓関係改善や映画をもって何らかの利益を得たい人たちにいいように利用されてしまったことも残念なのだが、根本的には日本のマスコミが日本人に、当時まだそんなに韓流ブームでもなかったのに、興味を薄くもっていたことのほうが薄気味悪いのだが。

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映画はともかく、本のほうは事実だろう。



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