【お知らせ】
現在、リンククッションが起動していません。復旧までしばらくお待ちください。
スポンサーリンク

新宿区がゴミの日曜収集を取りやめ 4月1日から

スポンサーリンク

【お知らせ】本ページは一部にアフィリエイト広告を利用しています。
スポンサーリンク

この記事は18年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

ソースはらーめん「わ蔵」の冷蔵庫の脇にあった書類(客として勝手に読んだだけで、特にわ蔵とは関係ないです)
新宿区は「日曜のごみ収集」を4月1日より原則的にやめる。といっても、どこでも日曜収集をしていたわけではないのでピンとこないだろうが、歌舞伎町近隣地区は毎日ごみ収集を行っていたので、特に土曜の夜に排出されるゴミを出せないというのは死活問題だ。
根本的に区役所の言い分では、毎日収集が逆に原因となってごみの量も増えており、マナーも悪化していることから、日曜の収集を休止するとしている。
しかしまずこの書類が問題で、実際のところ多国籍な歌舞伎町なのだから4ヶ国語くらいで告知を出さないと意味がない。オーナー以外日本語のしゃべれないようなお店も結構あるのだ。そういう店がまずマナー違反をしていることを自覚させなければいけないし、そのためには多国語のパンフレットが必要なのだ。この手に関しては、必要に迫られたとはいえ大久保エリアのほうがずっと進んでいると思う。なんたってゴミ置き場の張り紙が2-4カ国語で書いてありますからね。最近は歌舞伎町でも粗大ゴミの警告は、オーナーへの指導がついて、かつ2ヶ国語くらいになっているようですが…
もう1つの問題点は、日曜収集を休止したことによっての弊害。最初のうちは大丈夫だと思うが、ホームレスがもし気がつくと大挙して日曜の朝は歌舞伎町に戻ってくるだろうということだ。この点について酔客と話し合ったのだが、これはもしかすると秘密裏にホームレスにとっての救済策なのでは? という結論に落ち着いた。
かつてはホームレスの本場としかいえなかった新宿も、石原知事が、動く歩道の開発名目で西口駅前から追い出した後、また援護策もあってかホームレス人口自体はだいぶ減った。しかし、もしかしたら数字上減っているのは食えなくなって、あるいは死んでかもしれないという説もある。これについては、区内で死んだりしていればデータがあるからそんなことはないと反証できると思われるが、区外に出ていたりすればわからない。
歌舞伎町は、カラス対策と称してゴミ収集を従来の8時頃の収集から6時頃に繰り上げた結果、もしかしたら物凄くホームレスが辛い思いをしてるのかもしれないし、明らかに週一回は戻ってくるのが見えてるにも関わらず、これをやるのは、実は明白に温情措置なのではないかという噂もある。
またもうひとつの疑念が。都から区に扱いが移り、区側に主導権があるとはいえ、実際に収集をしているのは多くが委託された民間業者であり、単に区が支出を減らしたいだけなのでは、経済的に大きく影響を受けるのは区から委託を受けている民間のごみ回収業者であるという声もある。
最後には、こういう場合は日曜の朝には民間ごみ回収業者に直接店舗が委託で回収させるものだが、もともとゴミ収集シールすら貼ってないようなルールを守っていない歌舞伎町の零細なお店が、そんなことをわざわざするとは思えない。しかも区役所の人たちはわからないかもしれないが、築年数ベースでは50年近い建物も多い歌舞伎町の飲食店ビルは、ネズミが目立たない建物の間やゴミ集積所に結構いる。現状で1日回収しない、というのはかなり町やバックヤードが汚くなるだけ(=消防法で廊下に物を置かないように指導しておきながら、実体としてはゴミはそのへんに置かざるを得ず火災の原因となる)、かつネズミやゴキブリを繁殖させる行為という気もするのだが。
本当に本気でこういうことをするなら、まずは最初に複数の民間回収業者を斡旋する、もしくは区で集積所をつくるくらいのことをしないと、そのうち大変なことになるような気がしますよ。
だいたい、別の飲食店にいったら「そんな書類は来ていない、知らない」っていってました。夜しか居ないお店もあるし、全戸に周知されていないんじゃないですかね。正直、夏場の日曜日は街中がゴミで一杯になるのでは、と不安です。区は自分のところの経済効果だけ見て、一度試行、シミュレーションをしてからはじめるなどの作業を行わずいきなり本施行というのはそりゃないよ、という感じの憤りすら感じますね。
●広告
グアム、サイパン、ハワイ、ニューヨーク、ラスベガス、香港、韓国・・
安心・快適な海外旅行はノースウエスト航空で行くワールドバケーションへ

コメント