あの名定食屋「キッチンみうら」の生まれ変わり「こなみ」

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 昔、もう10年くらい前に新宿2丁目の5丁目寄り(靖国通り)側にあった1件の定食屋さん「キッチンみうら」が無くなった。そのお店はかつて、成覚寺・正受院のあたりの墓にかこまれて、深夜3~4時くらいまでやっていた。なんてことはないのだが、そのお店のこだわりはボルシュ(ボルシチのこと)だった。ボルシチといわずに「ボルシュ」と注文させるのが店主の堅物さを感じるものがあった。
 深夜にボルシチが食べられる定食屋、ということで、偶然紹介で行った自分はたいそう気に入り、その後も何かあるたびに深夜そこに通っていた。墓にかこまれているというシチュエーション、その中で深夜の3時頃にボルシチを食べているという状況がおかしい、というか不思議な感じだった。深夜までやっていたのは、立地の不利さもあるのだろうが、多分に2丁目流れの人がおなかをふくらましていくからだろうと推測された。お店自体は相当な歴史があって、誰だったか忘れたが、相当な巨匠の漫画家のサインがあったりしたような記憶がある。店の人も年配だったので、この歴史ある定食屋もいつか終わってしまうんだろうなぁ。という予感をしながらいつも食べていた。そして案の定、立ち退きかその墓に囲まれた定食屋はある日忽然と無くなり、その跡地には今は何かお寺の施設が建っている。
 それから永い時間が経ち。ある日雑誌「散歩の達人」を見ていたら、新宿2丁目の飲食店の特集の中で「キッチンみうら」の生まれ変わりのお店があることを発見、しかし雑誌のおおざっぱな地図ではどこにあるのかいまいちわからず、そのお店を探していたのだが忘れかけていた。
 最近のある日、深夜にちょっと飲食するために入ったこの店。なんと「ボルシチ」がまだあるではないか(もうさすがにボルシュとは呼んでいないようだが)。すぐにみうらの生まれ変わりだということに気付き、とても懐かしい思いがした。
 今は週末は相当の深夜までの営業、普段は普通の時間の営業という2本の営業体系でやっているということである。平日なら昼間に定食を食べられるし、週末なら早朝まで食べられる、と週末なら昔に近い時間帯での営業で2丁目の人たちのおなかをふくらましているのだ。
 お店の形以外はあまり変わりなく定食や一品料理を食べられることにちょっとうれしくなった。比較的客層は堅め。とりあえずボルシチを頼んでみよう。決して本場の味ではないが、なんかあたたかいと思います。
場所は仲通りを新宿通り側から入った場合、1つめの角の右角側。水色の看板が目印。
新宿の場合はこのような、移転先もわからないような店舗の移転がよくあるため、思わぬところで忘却した頃に移転先の店舗と再会をすることがある。
 最近だと、ホスト案内所ができて、すっかりホストの看板に囲まれてしまった歌舞伎町・東通りの奥、ぶっかけやの左にある忠太寿司の跡地。今はシャッターも真っ黒く塗りつぶされて、まるで物置のようになってますが、こちらも告知なく消えました。しかし、今は忠太寿司はAK会館近くの大久保通りに抜ける通りに移っているそうです。
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