編集者とお金

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 きょうも二の酉で、花園神社は深夜2-3時まで賑やかだろう。
 きのうもそのくらいにやっと軟禁状態から開放され、家に帰ってきたのだが、なんとも最近のカード開放のせいで現金がなくても暮らせる状態で(コンビニもローソン、サークルKサンクス等では現金不要)、タクシーも大半がカードOKになっているため現金を持たないままで戻ってきてしまい、花園神社に寄ったのだが
「オール現金」
 の花園神社の露店はあまり楽しめないので、雰囲気だけを肴に、いくばくかを賽銭箱に投げ入れ、家に帰る。
 まわりは賑やかだが、何も買えない自分。寂しい。
 なんで今月こんなに現金のない暮らしをしてるんだろう。精算が止まってるのかなぁ。
 
 編集者という職業の問題点というのがあって、それは立て替え金がやたらと多いことだ。モデルさん相手に撮影を起こしてる雑誌社の人で、会社に立て替え金が2000万くらいある人とかよく目にしてました。そこまで精算しないほうが問題だけど(そこまであると原価や決算に影響が出てくるので良くない)。
 それは極端な例としても、資料、打ち合わせ代、飲食費、深夜入稿のタクシー便、深夜帰宅、機材、小道具、ギャラ、レンタルサーバ代、ドメイン管理費、謝礼、電池、感材、着払い原稿、郵送費など果てしなく常に立て替えるものがあるので、常時5-20万は回転資金として回っており手元にない状態。これがよくない。たまたま回転中でお金が無いときでも容赦なくそのときに払わなければいけないことがあるので(そのときにしないと、編集は次の仕事が入り、その処理をどんどん忘れていくのでトラブルを招くから支払いはすぐするようにしていく)、気が付くとやむなく業務で結構なキャッシングということがある。もちろん大口の場合は仮払い制度というのがあるのだが、そうそう予測つく支払いというのは撮影くらいのもので、あとはじわじわ毎日出て行くために、数日で返金するような仮払い制度にはそぐわないのだ。
 会社が入社時に一定額の祝金を支給しバンスを乗せるとか、廉価な金貸しでもしてくれたほうがいいのになぁと思う。じゃないとこの業種でサラ金などから借金の多い人は減らないんじゃないだろうか。
 享楽にふけるという場合もあるけど、実際のところ業務でスパッと金が要るときに、会社からの支払いが3-7日後というのは遅い気がするのだが。
 それもあって、他の版元ではあえて、交際費があるんだろうなぁ。やる気のある若者をやや安く使うシステムの限界が来ているような気がする(上手くいくと本人には可能性無限大、会社には利益無限大なのですが)。
 編集者は(イメージとしては打ち合わせで)飲んでばかりいて、いい仕事ではあるのだが、その陰でいろんな家とか経済とか時間とかを犠牲にしているような気がしてならない。
 ということで、いまさら紙媒体をこなすのは人格破綻者以外にはあまりお勧めしません。これから紙に来る人は紙以外の特技が要ると思うな。Webとか動画とか、プロデュース力とか、原価計算に強いとか。なんか複合的なものを結びつける力が。
 と思いつつ、今日はお金下ろしても花園神社などで金のないなりに享楽にふける予定です。寒いけど、屋外の飲食は気持ちいい! 新宿も、露店飲み屋街みたいなのもっと常設で作ってくれるといいのにな。



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