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誰も知らない&青葉

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この記事は19年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

 9/25。午前いっぱいまで完徹で仕事というか書類処理とWeb閲覧。新宿ねぎし系のおしゃれ系韓国料理屋(ここはお勧めです)コパン・コパンで昼飯、冷麺。なぜかかつおダシが強い! 麺は美味くなるが、スープが濃い味で飲みきれない。
 家で風呂だけ入り、知人と待ち合わせ某映画館に映画「誰も知らない」を見に行く。この作品、カンヌで子役(柳沢優弥)が日本人初の主演男優賞をとったせいで大入り。
 是枝監督好きなスタッフがうちの会社にもいるんだけど、俺はぜんぜんこの人(ディスタンスの是枝監督作品)だということは意識してなかったです。むしろ監督と柳楽優弥がFM東京に出たとき、ラジオなのに何もしゃべらなかった(放送業界では、4秒無音で放送事故扱いだからね)ので司会が困惑していたのを覚えているが。どうやら監督はフジテレビでNonfixとかもやっていたようですね。
 なんと午後の回は、驚くことに整理券制だよ!やや遅刻なのだが、なんとか階段上のスタッフの指示にて、早く入れてよい席に座れる。
予告編はこちら
 映画館で、本編の前に上映される他の予告編(とくに邦画)のレベルが低いのが気になった。
 ……(他の)邦画新人監督2人の作品は絵作り、テーマ、音響(1作は予告編だというのに音が引っ込んでてパンチ無し!)どれもこれも魅力を感じなかったので、是枝監督はまだレベルが高いのだと思ったですが。
 関係ないですがやや似た傾向の絶望系作品(だとわかるレビューはこちら)として僕が好きな作品、AV監督のTOHJIROが昔別名で撮った邦画「ゴンドラ」。これも時代が時代だったらもっと評価されたんだろうなぁ、、
 話を戻して本編に。YOU演じるお母さんが気がつくと男の家に入り浸りになってしまい帰ってこなくなる(YOUのいいかげんな母役はリアルすぎる!…個人的にはYOUの子連れ姿見たことあるだけに(苦笑))そのためやむなく子供が自活していくという映画ですが、凄まじいことになっていきます。子供はそれでもお母さんが好きだから、期待して待ち続ける…。しかし、いちばん上の子は帰ってこないことを知っている…。
 実話がモチーフというのもそら恐ろしい気分になる原因ですが、元になった事件を知りたいところです。
 羽田エリアで撮ってるものと思ったら(羽田近くのDHCの看板が出てくる)、街には高田馬場のミスタードーナツがでてきたり高円寺がでてきたりするので、架空の町なのかなぁ。階段とか川沿いとか、駅とかのロケ地が気になります。知ってる人がいたら教えてください。
 わかりづらかったのは兄弟の親が違う部分の描写とか、女子高生登場部の伏線。予告編観たり後から考えたりすればなんとなく意味はわかるけど、ちょっと不完全な気が。羽田に飛行機を観にいつか連れて行きたいという伏線のきっかけの表現も若干稚拙(にわざとしてるのかもしれないが)。この監督はあえて感動とかそういう方向に持ってかないようにあえてしてるんだろうなぁと。テレビ界の良心、テレビマンユニオンが出資しているという感じの落とし方だったですよ。一緒に行った人の、(予告編にもありますが)タテタカコの劇中歌が要らないという意見には同意。僕は「異臭を放つ」という歌詞の狙いがどうも気になった。タテさん本人には失礼ですが、1800円の定価、都合3600円出して観た人が書く自由はあると思うですよ。
 なおこの映画、非常にいい作品ですが観終わると黙ってしまうような内容なのでデートには向かないすよ。
 そのあと、銀行ATMに並んで意識を取り戻し、よく歌舞伎町案内人の人がなにかと書かれる(2週前くらいにSPA!の美女系の特写のロケ場所で出ています)台湾料理屋、青葉へ。大切なときにお勧めといっていたが、わりとゆっくりとできて良かったです。値段は高めのように見えるが、単品でよく見ると安いものもあったりする。すごく美味しいまでは言わないが及第点はクリアしている。僕はおかゆが好き。ただかかってる絵が和洋ばらばらなのはオーナーの趣味だろうか?
 …大人の新宿を過ごし、ドンキからタクシーで家に帰る。時計が止まってて12時間も寝た。6時間くらいしか寝た気がしてない。はぁ。多分、夜になったら会社に行くのだろう。
追記:モチーフ事件は西巣鴨子供置き去り事件。事件についての概要がなんとなくわかったらちょっと監督があまり救いのある方向に踏み込まないのもわかった気がする。もっと凄惨だったから。ただこの映画は子供の視線だけで終わってしまい、母親の心情や父親の責任逃れ、なぜ戸籍がない状態に至った理由は一切省略されている。主軸を子供においている以上、取捨選択せざるを得ないのだろうが、広く公開される映画としてはもう少しこのへんにも踏み込んだメッセージ性がほしいところだ。
巣鴨子供置き去り事件(中央部)
ただ、このWebと是枝監督がパンフに書いた内容が若干異なるようなので、事実の通りかどうかは不明。ラストエピソード、実際には羽田ではなく秩父だったのだそうだ。
婚外子差別と戦う会の事件報道に対する抗議文
はてなでの質問
それにしてもBlog検索してみたけど、みんな必然性のないところにアフェリエイト貼りすぎだよ…

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