鵜の岬へ。

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 新宿を離れ、朝から北関東の「国民宿舎の予約率No.1」といわれる「国民宿舎鵜の岬」隣の日帰り温泉施設へ。いわゆる砂浜・海岸線が見えて絶景というのが売りの温泉だ。
 親類縁者と行ったのだが、唯一親サイドの行為で感心したのは、貝とか石とか、海にいったら「きれいなもの」を探して拾うところ。そんな気持ちは毛頭なかったのだが、昔の人はお金をかけずにちゃんと楽しむ術を身につけていたということにいたく感心。女の子と一緒でも、最近そんな気の利いたことする人見なくなったなぁ。
 海といえば、屋久島に海亀の研究をしに行くことにすべてを使って、なぜか息絶えてしまった旧友だった高橋正樹君という故人(注:同名の人がいやというほどいると思うので、すでに10年以上前に逝っている人なので生きているあなたの知人とは別人であるだろうということをお伝えしておく、大事な故人なのであえて実名)がいたのだが、彼の遺品で貰ったのも貝とかだった。僕のもらった貝はいろんな引越しの間にほとんど散逸してしまったけど、、鵜の岬で貝を見て少し思い出した。彼の墓も屋久島もまだ行けていないが、生前は時折、僕はやつの武蔵新城の部屋に遊びに行き、泊まっては珈琲を挽いて無駄話をしていた。きっと本当は映画撮りたかったんだろうけど、機が熟す前にモラトリアムというかまあ半年仕事しては半年屋久島滞在を何回もしていたうちに、彼は志半ばにしてある日実家で急死してしまう。ビデオの中には屋久杉にはしゃぐ彼、ワープロの中には書きかけの作品が残っていた。時々あまりに寝れなくて死にそうになりながらも、編集をこうして続けていられるのは中途で散ってしまった彼が精神的支柱になっていると時々思い出す。それは普段意識しているものではないが、大阪・海遊館で海亀を見たときに20分くらい呆然と見ている自分があって、意識下ではそうだろうなぁと自覚した記憶がある。
 相当の時間が経過したが、上京してもう少し夢が持てたころの男友達同士の馴れ合いが妙に懐かしくなった。鵜の岬にも海亀がくるらしいが、茨城だときっと屋久島のような、周りの気遣いがある環境はないんだろうなと思う。これは決して茨城を馬鹿にしてるんじゃなくて、屋久島のボランティアによる海亀に対する配慮(観光客等によって産卵が妨害されるのを防ぐ努力)は相当素晴らしいものがあるのでおいつけないだろうと思うのだ。
 1回入浴→仮眠→車移動→魚市場→仮眠→食事→そのまま東京へ。新宿駅の蛍光灯はなんだか中途半端に暗く黄色い光を放っている。仮設通路が狭すぎる。連休最後の新宿は、なぜか人も少なく明るくない。
 駅前では終電前ということもあってか、なぞの女の子がやたらと道行く女の子に声をかけていたが、かたっぱしから断られている様子。終電の電車賃が足りないと見たのだが、なんかかわいそうだから出したげようかと、声かけられるよう狙って歩いてたけど女子にしか声かけしないのね。防衛しっかりしてるんだろうけど、女はそう金貸してくれないみたいで伊勢丹手前まで来て、再度駅方向に戻っていった。彼女はちゃんと終電で帰れたのだろうか。まあどうでもいい話なのだが。



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