ブラザー・フッドを見てきた

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 ちょうど開始5分前に映画館の前を通ったのと以前に見たスチルが括弧いいという理由だけで入ったブラザー・フッドだが、ビール飲んで見てたらとても気持ち悪くなりました。朝鮮戦争の表現上接近戦が多いので、その表現として画面の揺らぎが大きく、トイレに行って戻る。
 気持ち悪いはむしろほめ言葉なので(戦争の気持ち悪さがちゃんと表現されているということが重要)、もし体調のあまりよくない状態で見るなら後ろの席で見たほうがいいです。映画自体は非常によく出来ています。みんなそうなることを知ってるのか後ろほうが満員、前方が空きになってました。
 そして、いちばんうしろの立ち席でお茶を飲みながら、ドラマに再度見入る。
 本来の話自体は、普遍的なテーマ(別離)であることと、韓国映画的なわかりやすさであまりにもストレートで遊びがないんだけど、びっくりしたのは終映後に後ろのほうに在日韓国人と見受けられるハルモニ(おばあさん)とハルボジ(おじいさん)が5-6人、ずっと席を立たないでいたこと。
 きっと彼らも朝鮮戦争の記憶があるのでしょう。そして、作品を見て思うところがあるのでしょう。
 しかし、あれだけ残酷な描写にも関わらず老人の人が見に来るんだから、本当にブラザー・フッドが韓国国内で大ヒット、記録更新となったのもうなずけました。監督は戦争を題材にしての「商業映画」を撮る上で勉強会や考証の評議会を作るなどのしっかりとした根回しをしているので韓国で以前あった「従軍慰安婦」を題材にしたヌード写真集を出して非常に叩かれた某モデル騒動のようなことにはならず、頭のよいブレーンが居るのだなと思いました。



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