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カブト。

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この記事は19年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

 思い出横丁の「カブト」に行って飲んできた。
 ここは鰻系の店だが、ほっとくと「全部」といって、一通り6品目7本が出てくる。大衆的な意味でおいしいのだが、腹をすかしていけばよかったと思った。つららのように垂れている、照明傘からのタレがすごい。一緒にあった人からはいろいろ昨今はやっている某ドラマに関する面白い話を聞かせてもらった。その後脂からさっぱりしたくなり、東口の「キムラヤ」の角を曲がった所にある「沖縄食堂」へ行こうと思ったが、混んでいたので諦め歌舞伎町の裏手に消えた。
 以前、思い出横丁再開発の記事の載っていたasahi.comで、リンク先に「赤塚不二夫を通して新宿を知ろうとする記者の記事」があったので、それを読んだのだが、昔のような「飲み屋で知らない同士のコミュニケーション」というのは絶滅してしまっており、皆が皆個々で歩いているということを書かれていた。まったく最近はごく一部を除いて(ゴールデン街とか)その通りであるのだが、僕はその人々の隔絶されたところは「インターネット」がフォローしてくれるのではないかと考えている。昨今「横の繋がり」を作っている、知らない人と会うことは、ほとんどネットでできるような気がしている。特定の飲み屋に行くと、きょうも「オフ会」だの「あのサイトの××が…」ということをテーブルで個別に話している。こっちはその話題がわかるのでちょっとにやついたりしているのだが、世間は狭いので、いつかその人ときっちり会うことになったりする。
 ましてや極端な例だが、昨今摘発されている「ハプニング・バー」だって、口コミと風俗雑誌だけで成立するものでもなく、やっぱりネットに窓口が開いていたりしてやっとそれなりに人が集まる訳で。
 いまや国民の半分以上が携帯を持ち、メールアドレスも持っているのだから、人と人を繋ぐ、知らないことを教えるということはネットの大切な役割だなぁと思う。

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