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小田急の「外国人旅行センター」需要と観光庁の設立

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この記事は15年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

ソース(朝日)

「どこに行けば富士山が見られますか」

 朝のラッシュが一段落した東京・新宿駅。小田急電鉄の外国人旅行センターは、中国や欧米の観光客でにぎわう。(朝日ソース記事部分引用・前後略)

そういえば小田急の西口のところにあるなぁと思いながらも空気のような存在だと思っていた「外国人旅行センター」ですが、なにげに公共のものよりも頑張ってたのね。

来日する観光客の比率の表とかもありますけど、台湾と韓国から来る人が意外にも多いんですね。どうも中国本土から来る人が増えた印象もあるんですが、実態としては結構そうでもない。

台湾と韓国は、どっちも最近行きましたけど、東京のガイドブックが多いんです。香港は、ツアー等を公募する、日本を取り上げた専門の雑誌なんかもあるんですが、航空機がビジネス需要も含めて結構混んでるので、あんまり観光客が増える素地がないのかもしれないですね。香港における日本食品に対する信頼は厚いんですが。

観光庁が10月に発足するんですが、国土交通省の外局。YOKOSO JAPANとかにも思うんですけど、外面だけはきっちりしていても実勢的にはどうかなぁ。各地の観光が伸びた理由って、特定国できっちりと誰かが潜入してガイドブックの取材をしたりとか、何かのきっかけでブームになったり、その国にないものを求めたりとか、そういうことなんですよね。決して国が作り上げたものではない。

ちゃんと国内では地域別の多国語パンフをもっと作ってばらまいたり、役所としてじゃない観光庁の拠点を随所に置くとか、海外のテレビとかに食い込んだり、露骨に羽田便を増やさないと2倍は駄目だと思うなぁ。(マカオで北海道のテレビ局製作のラーメン番組とかみたんですが、南国では見れない雪のある北海道とラーメンという食べ物に需要があって番組として売れるというだけで、あれも日本の国は絡んでないんだよね)。

あと、NEX(成田エクスプレス)が高すぎるのも、アジア外の需要が伸びないネック。成田から新宿まで来ると金銭的に死んじゃうからみんなツアーバスしか乗らないよ。

うーん、ちょっと思ったのですが、こういう流れになってくると、既に南千住あたりがそうなっているんですが、上手くやるとこのへんでも観光客向けゲストハウスとか安宿の需要が伸びる気がしますねぇ。日本国内対象ビジネスの景気が悪い今、アジア圏の外国語とかマスターして、物件買ってそういう方面へ転職するほうが現実的なような気がします。いや、俺がね。

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