最後のコマ北島三郎公演に嵐山光三郎がコメント

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ソース(朝日)

北島三郎の圧倒的な魔法。4時間、飽きるところがなかった。

印象的なのは「北の漁場」を歌う場面。サブちゃんが乗る実物大の漁船が荒波を進むように揺れ、背景の波の映像と重なる。客席が1、2階に分かれていないため、観客のカタルシスも渦を巻いて一つになる。

コマの大空間を使い切るにはサブちゃんや美空ひばり級の大スターが必要。戦後の影を引きずっていたひばりに対し、サブちゃんは底抜けに明るい。高度成長の時代の人ですね。71歳であの若々しさに美声、加えてサービス精神がある。

新宿が文化の発信地だった60年代、街の中心は紀伊国屋書店とコマ劇場だった。紀伊国屋で三島由紀夫や大江健三郎を見かけ、コマで実力ある芸能人がしのぎを削る。周辺を映画館やジャズ喫茶、飲み屋、アングラ演劇が取り巻いていた。

多様な人々が楽しみに来る劇場があった方が街は発展する。かつて新興繁華街だった銀座が浅草を抜いたのも、歌舞伎座や日比谷の劇場街が近かったのが一因でしょう。新宿の活力もコマと共にあった。再開発後も、ぜひまた劇場をつくって欲しいね。(ソース記事部分引用・前略)

39回目の公演で全43ステージのほとんどが、今回最後と言うこともあって完売しているという。北島公演はテレビで楽屋とかたまにみますけど、いつもスゴイですよね(映っちゃいけなそうな人が時々居るところとかも)。来年からはサブちゃんは青山劇場に場所を移すということですが、僕はいつも公演自体を見ることはありませんが、おばちゃんたちの熱気、バスツアーたちとすれ違ったり、千秋楽のコマの裏口の舞台装置搬出口から、舞台装置を見ては、この公演の迫力を垣間見ておりました。あとはよく少し離れた所に路駐されていた巡業トラックかなぁ。

新宿が文化の発信地だった60年代を超えて、80年代風俗の時代、00年辺りの不良外国人流入による治安悪化を過ぎて浄化と再開発により、これから2010年代を迎える訳ですが、結局比較的キレイなお金が(不動産投資に)入ってこないことにはまだまだ旧来の地主に縛られたテキトーな開発ぶりになっていくのでしょうね。コマ関連会社が持ってるあたりはともかくとして(街への影響がデカイので、建てるより前にちゃんと計画は早期に発表すべきだと思いますが)。

数年前に発表されたるねっさんすの再開発計画だってどんくらい実現されたかと考えると、今後も再開発の進捗的には、どうなるのかが非常に怪しい感じがする。

コマの大空間、確かにステキですが、コマ周りの一角が取り壊されたとき、周辺ビル(裏側のカレー屋やら二郎やらショットバーみたいな味のあるところ)がどうなるのかがすごく気になるんですが。コマが終わる時、新ビルができるまでの間、歌舞伎町にとっては「ぽっかりあいた穴」によって、未曾有の試練が待っているように思います。



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