荒れた歌舞伎町を再生した人々…とはいうけれど

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…実際には、一般店舗の進出は多いものの、平日は商業地としては年末以外はやや荒廃してるんですけど。まぁいいか…。タクシー業者に聞いたら、「今年は(年末)大久保の(地下鉄)工事エリア(車線が減っている場所)でタクシーがまったく渋滞することがない。おかしい」といってました。

ソース(BPnet SAFETY JAPAN)
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読めなかった人のために要約。でも会員になってでも読んでいただきたい。

要約引用 危機管理産業展のセミナー
<竹花(元副知事)氏>
・竹花元副知事は平成15年に招かれた
・当時は暴力団に加え中国マフィアまで入りこみ危険状態
・治安再生の柱として歌舞伎町を安全に。日本の治安再生の象徴になる。警察庁も警視庁も政府も同じ思い
・当時の歌舞伎町は道にごみが散乱、風俗店の置き看板が溢れ、客引きがうようよ
・暴力団が週2-3回地回りに来る
<中山(区長)氏>
・(当選当時)少子高齢化への対応とまちづくりが課題として明確
・歌舞伎町のイメージが新宿を作っておりその再生が急務
<竹花氏>
・着任時、石原都知事から「(略)あなたは治安のプロだろう。わたしの仕事はあんたをここに連れてきたことだ。あなたの思うようにやってくれ」と言われた
・警察でないのでまず1つは街の掃除、もう1つはJR新宿駅東口のホスト看板の撤去
・清掃は「日本を美しくする会」が支援
・ホスト全員が悪いとはいえないが中にはだますような悪い奴もいる。ホストの看板が新宿駅の玄関にあるのはいけないと思った
<中山氏>
・(清掃で)街が見違えるようにきれいになると、地元も関心を持ち、区の職員も一緒に掃除をするようになった
・路上看板は警察と連携して指導したところ200以上の看板を店が自主的に片付けたため7件の撤去で済んだ
・1000台の放置自転車も自転車の置ける区画を設けて撤去
・6ヶ月単位でクリーン作戦を実行。現在第6弾。徹底
・東口商店街の人は「お掃除ブギウギ」という曲を作り、音楽をかけて清掃している
・ホスト看板撤去はなかなかうまくいかず、本気でやらないとダメ。裁判をしたりいろいろ大変だったがやってよかった
<竹花氏>
・看板設置者は戦後東口でヤミ市を仕切っていたテキ屋。訴訟も含めて覚悟が必要だった
・東口の歯科医がホストの看板がなくなって町が変わる気がしたといわれたと聞いた
(裏新宿注:すごい特定できる情報を言うのはどうか!)
<中山氏>
・戦後、焼け跡から地元の人々が歌舞伎劇場の誘致をはじめ健全娯楽の町として道義的繁華街の建設を目指してできた街。当時町会長の鈴木喜兵衛がリーダー。混乱の中苦労と努力の末(昭和)30年代劇場街整備。
・(昭和)50年代には志に反し風俗店が。猖獗を極め、新風営法改正へつながる。
・区も図書館を置いて法律上風俗店が営業できないようするなどあの手この手を打ったが決め手がない。(裏新宿注:この間何年経っているのか。)
・そこで平成13年に歌舞伎町火災がおき44人が亡くなる。→これ以上危険な街にしてはいけない
・竹花さんは就任後平成16年に歌舞伎町商店街振興組合と話し合い。事前はあきらめムードだったが、組合員の前で「みなさんも歌舞伎町がこうなることに加担してきたのだから、変えるには覚悟がいる。最後は防弾チョッキを着ますか?」と
<竹花氏>
・地域の人の要望は「暴力団の地回り、関係と思われる車の違法駐車、客引きの3つをやめさせてほしい」
・客引き→迷惑防止条例の改正準備
・違法駐車→新宿署が工夫して車線を狭めた
(裏新宿注:花道通りのみ)
・200事務所、2000組員が生きられるのは、仲間がみかじめを払っているからだとけん制。みかじめ料不払い宣言大会を開く
<中山氏>
・歌舞伎町ルネッサンス推進協議会
「犯罪インフラの除去と環境美化」「歌舞伎町からの大衆文化の創造と発信」「健全で魅力あふれるまちづくり」
・大衆文化、大衆娯楽発信が歌舞伎町のDNA。地元人を真ん中に新たな街づくり
・違法風俗店対策→入管が歌舞伎町に出張所を設置、不法滞在者の摘発を徹底的に
・違法風俗、賭博、不法滞在者取締り強化→店が撤退。ビルに空き室→地域文化産業に即した店子を求める喜兵衛プロジェクト
<竹花氏>
・違法風俗店対策→オーナーが問題だから協力してもらうのがよい→しかし家賃が高額なのでオーナーにとっては風俗店はありがたい→新宿署は3件違法風俗営業共犯としてオーナーを摘発→みんな協力するようになった
(裏新宿注:オーナーは犯罪に加担したくないという心理を利用するのは別にいいんですが、これはまたずいぶんと高圧的な協力依頼!)
・ピンクの灯が消えるだけではまずいので喜兵衛プロジェクト
(裏新宿注:↑ここで出す所に場当たり感が出ている)
<中山氏>
・家賃が高いし風俗の後には入りたがらない
・消費でなく文化を企画制作できる場にしたい。制作工房だけでなく、学校も作りたい
・江戸時代に学んだ(地主代理としての)「家守」事業を立ち上げ。新宿放送局と吉本興業が入居
・障害者就労支援の「ふらっと新宿」を作った
・コマ前に立ち並ぶ何件もの映画館を歌舞伎町シネシティと名づけ共通サービスや映画イベントを行っている
(裏新宿注:歌舞伎町るねっさんすよりも前に名がついてるはず! サービスもその前からやってる!)
・シネフェスに関して
<竹花氏>
・歌舞伎町に顔を見せたことがなかった人たちも最近はやってくるようになったそうですね
<中山氏>
・かつてはワンカップ酔っ払い、ホームレスが集まっていたが、グリーンバードNPO団体やお年寄りが掃除をやってくれて蘇った。この広場で365日イベントを主催したい
・みかじめ料不払いに1000人宣言つくり周囲がサポート。1300人集まった
・区長にコマ周辺の建物を一新してもらいたい。文化溢れる建物群にしてほしい
<中山氏>
・地権者4者で再開発の動きある。広場は区の持ち物なので区も関わりあって顔となる場所にしたい
<質疑>
Qダーティ関係者から脅迫は。またどこに消えたのか
A中山氏 注意しているが特に脅迫などはない
竹花氏 錦糸町や神田に流れた話も聞いたが歌舞伎町でしっかり戦うことが大事。(中略)各地繁華街で同じような取り組みをすることが根本的解決につながる(裏新宿注:回答になっていない)
Qリーダーはどのように人を巻き込めばいいのか
(これは略)大筋は本気でやれとのこと。

(以上、これは要約文であり発言内容と一致しないことがありますのでご了承下さい。発言内容として引用しないようにお願いします。)

なんというか実績PRの側面が強いというか。というか、いままでをなぞった話に終始してますね。まあ「危機管理意識を煽るためのセキュリティイベント」(石原さん肝いり)だから、しょうがないでしょうし、何も新しいことを発表するとしたらこの場でなくてもいいんですけど、ほとんどが既発表事項。

俺個人の感想。

・区の考えていることが漠然としている。またふらっとを除いては歌舞伎町再生のための区が独自での施設の拡充などがない
・竹花さんは悪い人じゃないんだけど小泉さんみたいに後フォローが弱いという気はする。みかじめ不払い以降、どうなったか。
・不動産関係事業はどうも行き当たりばったり、文化文化言い過ぎて商業再生をあんまり考えてない。
・条例改正してぼったくりは表向き減ったものの、全外人店・老人客引きなどにまだ若干残っている。
・客引きも減ってない。むしろ増えてる。関連カラオケ店は池袋でつかまったが、大規模な摘発例がない。
・地権者の開発実施能力(たとえば四葉会)と、地域の再開発案とに乖離が見られる
・暴力団は一部組織は弱体化したものの依然と暮らしてはいますね。住んでる以上当たり前だけど。

と思いました。

引用文は長さを満たしてないとあれなのであとで書き足します。

○竹花さんの著書



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